教育ファームの紹介
教育ファームって何?
自然を相手に食べものを生産し、採集する農林畜産漁業。この営みについて、作り、獲るところから食べるところまで一連の流れとして体験することで、自然の力やそれを活かす工夫を学び、また生産・採集の苦労や喜び、食べものの大切さを知る… これが「教育ファーム」の取組みです。
なぜ今教育ファームなのか
食への関心や理解を高めてもらうには、農業、畜産などの生産や採取を自ら体験してもらうことがとても重要となります。平成17年7月に施行された「食育基本法」に基づいて作成された「食育推進基本計画」では、「自然の恩恵や食に関わる人々の様々な活動への理解を深めることなどを目的とし、一連の農作業等の体験の機会を提供する教育ファームの取組みが計画的になされている市町村の割合の増加」が、食育の大きな目標として掲げられました。
教育ファームのねらい
- 鶏の飼育体験、酪農体験などを通じて、生き物に対する考え方、理解を深める。
- 畜産を取り巻く情勢、流通事情、地域問題、後継者問題を生徒とともに検討する。
- 地域交流会・イベントを通じて、地域の人々とのふれあいと地域の食材を大切にする食の心を育む。