参加者の感想

衝撃を受けました。

初めて鶏がさばかれているところを見て、本当に衝撃的でした。自分たちの食べているものがこんなふうに命をもらっているというのを知ることもでき、良い見学をしたと思います。生きているヒヨコとは違い、死ぬ寸前の鶏は見るのが辛かったです。でも、誰かがやらないといけないということも実感できました。

命の大切さを学びました。

最初はニワトリを解体している加工場を見に行くのは楽しみにしていたけど、実際に行って中にはいったら、思ったよりすごいところだった。生きていたニワトリが死んでいくのを見ていると、自然と涙が出てきたりしました。途中、気分が悪くなったりもしてすごく刺激が強かったです。でも、誰かが解体してくれないと私たちは食べられないと実感し、改めて命の大切さを学ぶことができました。私たちが関わってきたニワトリをスローフードフェスタに使うと聞きショックを受けました。自分たちが育ててきたのが殺されるというのはすごく悲しいです。その私たちが生きるために殺されるニワトリの命を無駄にしないように、スローフードでは完売したいと思います。売れ残って、もし捨てたりしたら何のために殺されてたのかということになるので、気合を入れて頑張りたいです。今回の教育ファームに参加させてもらい、いろんなことがわかったので、みんなに命の大切さを伝えたいです。

担当者の感想

教育ファームに参加して生徒にとって貴重な体験になったと思います。参加した生徒には、今後の高校生活や人生に活かしてくれると信じています。この体験を企画していただいた方々に感謝申し上げます。

(久留米筑水高等学校教諭 眞鍋公士)久留米筑水高等学校教諭 眞鍋公士

今回の体験でどんなことにも一生懸命取り組んでくれたことが何より嬉しかったです。私たちが普段日常のことでも、生徒たちには一生に一度の体験であったりするかもしれない、またそうした瞬間をとても大切にしている生徒たちがいることを知れたことはとても感動しました。私たちがこうした機会を提供出来ていることをこれからも大切にしていきたいです。牛乳を飲むとき、チーズを食べるときなどこれからの生活では必ずあるはずです。そんな時、体験で感じたことや作業がきつかったこと、牛舎のにおい、乳搾りしたことなどを是非思い出して欲しいです。

(酪農担当:森光牧場 森光力)酪農担当:森光牧場 森光力

生徒が一生懸命に何かに打ち込む姿、生き物を触ったときの優しい笑顔はとても印象的でした。この体験を通じて、生徒に学ばせてもらったこともたくさんあり、一緒に取り組んで本当に良かったと思います。今回のプログラムでは、養鶏や酪農体験を繰り返し行うことにしました。生き物の成長過程やその変化を目で観て肌で感じ、何気なく食べたり飲んだりしている農畜産物をすべて命あるものとして感じてもらうことができたら思います。これからも公行った活動を展開し、多くの人たちと交流の輪を広げ、久留米の農業、畜産業を元気にしていきたいです。

(教育ファーム運営担当、養鶏担当:(株)久留米孵卵場 古賀宣彦)教育ファーム運営担当、養鶏担当:(株)久留米孵卵場 古賀宣彦

はかた一番どり