養鶏体験 ~はかた一番どり推進協議会/南筑ファーム~

養鶏体験

鶏さんの命に感謝! ぬいぐるみのようなヒヨコの餌付け体験

養鶏体験は7月18日 はかた一番どりのヒヨコの餌付け体験をしました。この日は夏真っ只中!とても暑くなんと32℃超え… そして、鶏舎の中は外気が入らないよう閉め切って行い温度は36℃、湿度60%と蒸しかえるような中で作業がはじまります。

体験はヒヨコを入れる前の準備から始まります。人間の赤ちゃんを育てるように、親鳥の代わりになったつもりで快適な環境をつくることが大切です。ヒヨコには羽毛はあるけど、体温を維持することはまだできません。ガス暖房機を設置し、お腹が冷えないように木材チップを敷き、ふっかふかのあったかベッドを作ります。

これが健康で元気な鶏を飼育する第一歩なんです。

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孵ったばかりのヒヨコは片手にのるほど小さく、その体重は40g。フワフワの羽毛でまるでぬいぐるみのように可愛いです♪コンテナ箱に入っているヒヨコを1羽1羽囲いの中に入れます。早速ヒヨコたちは、遊んだり、水をのんだり、エサもパクパク食べます。

今回は30坪の鶏舎に400羽飼育します。途中で、法定伝染病の予防ワクチンを接種したりします。また、エサの説明をうけ原料のほとんどが海外から輸入されていることも知りました。またヒヨコから出荷までにエサは約3トンも必要になるそうです。

この日から約2ヶ月間愛情いっぱいに育てられます。

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65日後・・・体重は約2.9kgとなりました。ここまでなると、歩く姿もヨチヨチ歩き。でも、暑さに耐え抜き、元気で健康な鶏として出荷されました。 短い命だけど、私たちの大好きな唐揚げや焼き鳥がこうした準備や飼育を経て、鶏肉になっていくことがわかりました。これからは鶏さんの命に感謝しながら食べなければと思いました。

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